2008年2月8日金曜日

うれしい訪問者

金曜日の朝、電話の音で目を覚ましました。

ハロー?(いい加減電話のハローぐらいフランス語で言ってみようよ)

すると驚いたことに相手は「もしもし」というではありませんか。

誰?まだぼんやりしている頭で可能な限りのシチュエーションを精一杯考えてみる・・・が、何も思いつかない。そういえば、親切に私の話を在アルジェリア日本大使館の人にお話してくれた人がいたっけ。大使館の人、3人ぐらいの名前は知ってるけど・・・。

男性の声でXXXと申します。聞いたことない名前。うーん、余計に分からん。よく聞いてみると、やっぱり大使館関係らしい。私なんかしでかした?と、とりあえず意味もなく自分を疑ってみる。お話を聞いてちょっと来てみました、とのこと。まあまあ、それはありがとうございます。でも私、今起きたばっかり。と思い返し、ちょっと支度にお時間頂いていいですか?と問うてみる。もちろんですとも、と快くご返答頂き30分後にロビーでお会いしました。

実はその数日前、Tassiliレストランで踊っていて、どうみても日本人だろうなという方をお見かけしました。アジア人でも、大体どの人がどの国の人かくらいそれなりに見分けをつけられる私。今回日本人だと断言できた極めつけは、その方がテーブルに置いていた日本語新聞でした。日本大使館の方が、そのうちおいでになりたいと言っていたことを先日日本のアルジェリア大使館でお会いした人に聞いたことを思い出した私は、ショーを終えてマネージャーから許可をもらった後、その人に近寄って聞いてみた。

「日本大使館の方ですか?」

「いえ、商社のものです。」

という予想外の答えが返ってきた。ははあぁ、失礼いたしました。またまたこの国にいる日本人は私と大使だけだと思い込んでいた自分(うそです、でもレバノンにいた時は結構本気でそう思ってました)。事情を説明し、その場を後にしましたが、ここは私、そこでも忘れず営業トーク、良かったらまたお越しくださいね。

その後1001Nuits踊った際にも、その方は一番前の席で観ていらっしゃいました。ベリーダンスをアルジェリアで踊る日本人に、どうやら興味を示していただけたようです(笑)。

ということで、今回大使館の方に私のお話をされたのは他でもない、この商社の方で、その日私は思いがけず楽しいひと時を過ごしました。

ロビーでお会いしたのは大使館の方(私が聞いている名前の方たちではなく別の方でしたが)お二人と、この商社の方。しばらくお話をして、ちょうどその日はお仕事もお休みということで、夕食を食べに連れていって下さりました。何かあったらいつでも連絡して下さいね、と温かく心強いお言葉いただいたんです。こんなうれしいことありませんよね。ありがとうございます!

連れていっていただいた、中華レストランです。この人はお店の人。

0 件のコメント: