2008年2月7日木曜日

アジア人

今の時期、本来ならアルジェリアでは冬に当たり、通常なら天候も曇り空が続くそう。けれどこの頃ほとんどの日は快晴で、ホテルが海に面しているということもあり、開けた空が見渡せます。


その日遅い朝食を済ませた私は、青い空を見渡しにいこうと海岸を目標に散歩に出かけました(といっても近いもんです)海に近づくにつれ、凧ののようなものが空に浮いているではありませんか。それがカイトサーフィンだと分かったのは、凧が動くスピードと同じぐらいの速さでボードに乗った人間が海の上をあっちに行ったりこっちに行ったりする姿が見えたとき。

その時思ったのが、またお馴染みの表現ですが、へー、アルジェリアでもカイトサーフィンする人がいるんだ、ということ。アルジェリアという国や人を、私はまだあまり理解していないようです。


しばらく海岸にいる人たちを眺めていると、こちらに向かってくる何人かはどうやらアジア系の人々のようです。おお、私の他にもアジア人、いるんだ。と、いつでもどこでもそこにいるアジア人は自分だけと思っているなんともずうずうしい私です。身なりから判断して、多分中国の人?今回もビンゴ。聞いたことがあるような無いような中国語らしい言語で会話しています。彼らも私に気付いたのか、私を横目にホテルに戻っていきました。ということは、カイトサーフィンをしているのは中国の人?遠路はるばる中国からわざわざアルジェリアにカイトサーフィンをしに?飛行機にあの器財一式を持ち込んで?などとどうでも良いことを想像してみる。


よく目を凝らして見てみると、カイトサーフィンをやっているのはどうやら中国の人ではないようです。でも ホテルに戻る際、こぞって外に出てくる中国人を見かけ、なんとも不思議な気分になる朝でした。 あとで聞いた話によると、週末になると、案外たくさんの中国人が滞在しにくるそう。中国の人たちって、どこに行ってもたくましい。

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