2008年12月2日火曜日

ショートヘアにしたい衝動に駆られたそんな日

最近、私は忙しい。


週に2度、先に言ったフランス語の教室に通い、強制的に踊らされるトロピカルダンスの練習に励み、空いた時間には衣装を探しに日中街へ遠出したり・・・。

そんな中、忙しいから長い髪を乾かすのが面倒でショートヘアにしたい衝動に駆られた。。。

という訳ではない。

これは、ショートヘアの、ある女の子のお話。

彼女の名は、セリナ。
半分ベルギー人の、アルジェリア人。

出会ったきっかけは、例のトロピカルダンス。
そして歌手のこの彼女、実は今回一番活躍した人物。

それもそのはず、彼女、実は過去5年間モロッコでダンサー兼歌手を仕事にしていたそう。フラメンコやバレエ、ジャズダンスやラテンダンス、一般的に知られているダンスは多少なりともおさえているけれど、私にはあまり馴染みがなかったセガダンスやズーク、ラガやレゲエ、アフリカンダンスだって、ダンス一般全てをおさえていてそれはそれは頼もしい。

始めは彼女、ちょっと踊れるな、なんて思っていたのだけれど、ちょっとなんてとんでもない。パターン化せずに、見ていて楽しいダンスをするではないですか。元気でクレイジーで、なんと言っても彼女自身がエンターテイメント。私にとっては、色々参考にもなるエンターテイメント。

些細な要素がトラブルに発展してしまうケースがあまりにもありすぎるこの世界、私もあまり不必要な関わりを持たないように活動していた手前、彼女だけはもっと早くに知っておきたかったと思う今日この頃。というのも彼女、夏の間も1001Nuitsで歌っていたらしく(私も週末はそこで踊りますけれど、終わったらその場をとっとと去ってるので)、今回の彼女のカムバックは、お客さんの要請から実現したという、実力派。

歌唱力も抜群で、見ていると元気を分けてもらえる、そんなセリナ。
たまにおかしな声を出すけれど(笑)、それもまた、エンターテイメントなのだから。

そう、そして最近私は忙しい。
彼女とブルガリア人のバンドの演奏を観に、聴きに、毎晩のように1001Nuitsに入り浸ってしまっているが故。吸収できるときは寸暇を惜しんでその環境に入り込むのが、いつからか私のやり方。

そしてショートヘアのその彼女を見て、こう思う。

ショートヘアも悪くないな、と。

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