2008年11月25日火曜日

ブルガリア

ブルガリア、と言えばヨーグルト。
ヨーグルト、と言えばブルガリア。
ではブルガリアと言えば?

ヨーグルト。。。

と言いたい気持ちを抑えること約数秒。

だってここ、オテルシェラトンでは、ブルガリアはミュージシャンの産地だと思いたくなってしまうから。

私がここに派遣されて以来、過去10ヶ月の間替わったミュージシャンは約3グループ。そのうち、2グループがブルガリア人で結成されているバンド(まあ比率的には多い)。今年始め、私が当初ここにやってきた時からの数ヶ月と、ラマダン後、戻ってきてからの今現在。

Zodiac Band

(写真を載せる許可、まだもらってないけどまあ良いだろう。明日確認、明日明日。)

メンバーはギタリストのアイヴァン(男性)、キーボードのニッキー(男性)、それにボーカルのシルヴィー(女性)。ちょっと変わった風貌の男性2人と独特で可愛く、魅力的なシルヴィー。現在はその3人に加勢する形でアルジェリア人の女性1人がボーカルとして加わっているのだけれど、元のバンド自体は、3人のブルガリア人。

今回私は、幸運にも彼らとの交流が、結構ある。

実は彼ら、ここに来る前はもう何年も韓国でミュージシャンとしての仕事をしていたそう。そして韓国が好きだという。そう言えば、以前のブルガリア人のバンドの人たちも韓国で仕事をしたことがあると言っていたことを思い出す。もちろん、3人とも、それぞれ別のバンドで今までで仕事で回った国々は数知れず。私たちオリエンタルダンサーと同様、彼らもまた短い契約であちこちを飛び回る。世の中、こんな職業もあるものなのだな、と我が身を忘れ、思ってみる。

リーダーのアイヴァンは、若く見えるけれど現在50歳前後。故郷ブルガリアには22歳の娘がいると言う。他の2人は暇さえあればタバコぷかぷか。でもタバコも吸わない、ユーモアたっぷり、一見真面目(実際真面目ですけど)なアイヴァンとの話で分かったこと。彼は出来ればブルガリアで家族と一緒に居たいということ。彼の奥さんも、以前同じバンドで世界を回っていたという。娘さんが小さい時は、家族でもまた、一緒に世界各国を回っていたと言う。ほぼ出席できない学校の勉強は、父娘でしていたとか。

今は娘も育ち、家族をブルガリアに残しているアイヴァン。同じ仕事をブルガリアでは出来ないの?という私の問いに対し、ブルガリアでは到底お金にならない、とアイヴァン。学校で音楽を教えるとか?と問うが、やはりそれもお金にならない、と。だからミュージシャンとして、海外で働く、と。

家族をブルガリアに残しているニッキーのシチュエーションも、どうやら同じよう。

シルヴィーもまた、同じ事を言う。私と歳が近く20代後半の彼女は、結婚はまだのものの、いずれは結婚して家族や友達がいるブルガリアで生活したいと言う(まあもちろんかも知れないけど)。10代のころからこの職業に就き、年に一度、故郷に帰れるか帰れないか。アイヴァンに聞いた質問を再度繰り返してみても、もちろん答えは同じ。自国で同じこと、もしくは音楽を教える先生になったとしても、その収入には頼れない、と。

だから、家族や友達に会えないのは淋しいけれど、この仕事を続けている、と。

家族を残して一人海外へ仕事で出向く。

言ってみれば、皆、出稼ぎ。

ブルガリアは、1990年に共産主義から民主政体に変わったはものの、以来インフレがひどかったり、一部の人だけが潤うなど、一般の、普通の人は、生活していくのが大変なのだと言う。そしてそんな状況下から逃れる為、人がどんどん外に出て行く、と。あまり私には馴染みがない国だったブルガリア。以前の共産主義の影響か、よく暗い印象を受ける国、ブルガリア。

そんなブルガリアにも早く春が訪れますように。

仲良くなったバンドの彼らを思い、そう願う今日この頃。

2 件のコメント:

アルジェ さんのコメント...

いろんな国で様々な人と仕事をする中で、ブルガリア人と多く接する機会に恵まれたのは、もしかするとブルガリアに何か縁があるのかもしれませんね。

こんどヨーグルト食べるとき中に何か入ってるか見たほうが良いですねww

<普通の人は、生活していくのが大変なのだと言う。
それでも故郷を思うのは万国共通の様ですし、待ってる人がいると明日の活力になりますね。
3姉妹でダンス期間はボーカル抜き
なのかな?

ASYA さんのコメント...

アルジェさん

早速のコメントありがとうございます(笑)。
ヨーグルトを食べるときに中に何か入ってる・・・フルーツとかですか?

日本は海外に出稼ぎに行く必要がある国ではないから良いですが、世の中には色んな国がありますからね。ちょっと考えさせられます。

3姉妹ダンス期間も歌ありライブバンドありますよ!是非お越しください!なんちゃって。

ASYA