実はこの曲、諸外国では「SUKIYAKI」(すきやき)という曲名なのはご存知ですか?
さて、では何故「すきやき」なのか。
当時坂本九の「上を向いて歩こう」という曲が日本で大流行した時期の話。とあるジャパニーズレストランにて食事をしていたアメリカ人音楽プロデューサーと日本人。「上を向いて歩こう」が流れるレストランで「これは何だ?」と問うアメリカ人音楽プロデューサー。2人が食べている食べ物、すきやきのことを聞かれていると勘違いした日本人が「すきやき、と言う」と答えたのが、この曲が「SUKIYAKI」という英語名になったのが始まりだとか。
ここまで書いてどこでこんな情報を得たのだろう、と考えてみる。
すると中学生の時の英語の教科書で読んだようなあやふやな記憶がよみがえる。
果たして本当だろうか・・・。
ちなみに中学生時代は宮崎にて過ごした私。
どなたか当時の宮崎の教科書に詳しい同世代の方、私の記憶をジャッジして頂きたい。
・・・と、別に今回は涙もの巻ではないものの、とりあえず出だしは脱線状態で始めてみる試み。
さて、私、ここシェラトンホテルでは、いつも人だかりを通り抜けるときには、なるべく誰とも目を合わさないようにする。そう、どちらかというと下を向いて歩いている。
というのもA地点からB地点に移動するのに、スタッフ、お客さん、来る人来る人にいちいち挨拶してたらことが次に進まないから。
が、いつぞやちょっと上を向いた途端、目が合ってしまったある人。
ここぞとばかりに私に話しかける彼、最初はちょっと面倒くさかったけれど、でもまあ感じの良い人ではあるようだから、ちょっと反応してみるか、と偉そうな私*。
結果分かったことは、彼、弁護士。
ふふーん。
同じ日、また目が合ってしまった別の人。面倒くさいなと思いつつもさっきの続きで話に耳を傾ける。
すると分かったこと、彼、パイロット。
ふふふーん。
おじさんだけれど、顔立ちがきりっと整ったその人は、バングラディッシュ生まれのバングラディッシュ人でイギリス育ちの国籍カナダ人だとか。話を続けてみると、その何日か前にレストランに来てくれたそう。やっぱり私の経歴が気になるようで、そこからまた話が続く。どうやら、彼のパイロットの同僚が私の踊りをたいそう気に入ってくれたらしい。
その夜またレストランにやってきてくれた、彼とその同僚のアメリカ人パイロットとカナダ人CA。
2つ目のセットが終わって彼らにお礼を言う私。そこでちらっとお話をすると、なるほど、アメリカ人パイロットは私をもっと気に入り踊っている最中に撮った写真をメールで送ってくれると言う。それはありがとう、ととりあえず彼らのビジネスカードをもらって帰る。
そして今日一日を振り返る。・・・弁護士、パイロット。上を向いて歩くと、弁護士とパイロットに会うのか・・・なんていう結論に達したりする。
そして何週間も経ったある日、このアメリカ人パイロット、誰が私の部屋番号を教えたのか、後日部屋に電話してきて私に言う。(誤解があったらかわいそうなので、誤解のないように書きますが、この人はきちんとしている人でした)
今フランクフルトにいて、これからドバイに飛ぶ。そこから要人をバンクーバーに乗せて飛ぶんだ。
ふーん。で?
実は、今フランクフルトのヘッドクオーターで上がっている話なんだけれど、プライベートジェットのCAが必要なんだ。適役だと思うんだけど(何故そんなことが言える?)、君、プライベートジェットのCAにならないか?と。
まあまあ。
どうやら本気で言ってるらしい・・・。
世の中色んな人と知り合いになると、色んなオファーがあるものなのか・・・。
ん?そろそろ鞍替え?いやいや。ベリーダンサー、続く限りは続けると決めているのだから。
もちろんお断りしましたよ。
でも、いつか新しい職を見つけたくなったら「上を向いて歩こう」べき?!
* 誤解のないよう言っておきますが、私、基本とても謙虚です(笑)。なるべくトラブルに巻き込まれないように礼儀正しく人を避けることももちろんあるけれど。
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