今となってはどうでも良いのだけれど、事実を知ってもらいたいが為、
外で踊ることの文句・オン・パレード。
とにかく暑い。
夜でも暑い。
湿度が高く、踊りだして数分もしないうちに汗をかく。
すると髪の毛が体にまとわり付き、腕の周りを何周も・・・。
蛇じゃないんだから。
そんな状況下、
腕は自由に動かせぬ。
したがって、
体は自由に動かせぬ。
ターンだってろくに出来ぬ。
それでも笑顔を保ちつつ、もちろん踊りながら、端から体にまとわり付いている髪の束を体からとりあえず離していく。でもまたもとの木阿弥。そんなことを繰り返す日々、早2ヶ月半。
タイル張りの床。タイルとタイルの間はやっぱりでこぼこで、決して踊りやすい地面ではない。
ヒールを履きつつ踊っても、地面を見ながら踊るわけには行きませぬ。
動いて着地した地面の場所が、でこぼこ両方に乗ってしまった場合、踊りを保ちつつ足場の良いところを動いて探す。
人は見ない、足元を。だから、私の笑顔にだまされる。でもあるのです、上半身は動かぬとも、本当は足元が忙しく動いていることも。そんなことを繰り返す日々、早2ヶ月半。
一緒に踊るバンドの音楽が、毎晩毎晩同じこと。
WardaのHarmat Ahebak (I cannot love you)という曲。
http://www.youtube.com/watch?v=8zOgirQt_R4
良い曲なのだけど、これだけ毎晩これで踊らされると、同じ歌手が歌い方を多少変えたってもう駄目だ。
リハーサルをする時間は持つから、お願いだから音楽を変えてくれ。でないとこの音楽ではもう踊れない。と言った時から数えて1ヵ月半ほど。分かったから、来週ね。月曜日ね。と言われたのは遥か記憶の彼方。それでも曲を変えない彼ら(というより私の観察上、歌い手の人だな、曲を変えたがらないの)、同じ演奏を繰り返す日々、早2ヵ月半。
つい最近、勇気を持って(?)ある日私は言いました。
音楽を変えてくれないならもうCDを使うから、と。
その日そう言われて焦ったのか、音楽を急遽変更してくれたは良いものの、上手くいかないと思ったのか、翌日からギブアップ。それ依頼CDで踊っております。ライブバンドに合わせて踊るのはこの上なく嬉しいことですが(毎晩毎晩同じ曲で踊ることは前提にありませんのでご注意を)、いやいや同じ曲で踊るのより、正直こっちの方が気分が良い。
曲はたくさん知ってるんだから、努力しようよ、レパートリー増やそうよ。
そう思うこと早2ヶ月半。
でもそろそろこのタフな状況から脱出です。
だって8月29日で契約がひと段落するのですから。
(最後は同じ曲でもいいからバンドとまた踊ることにしよう、と内心思う)
あとちょっと。がんばれ自分。
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