さて、私がここでお会いした勝者の方(変換したらこちらが出てきたので、あえてそのままにしてみた・・・)、いや、商社の方は、ご結婚されていて息子さんもいらっしゃる素敵な方です。息子さんも20代、多少開きはありますが、父親に近い存在と言ってもいいでしょうか。ん?でも失礼か。アラブっぽくか、ひげを生やしていて、遠目だと、あれ?アラブ人?と思ってしまった瞬間もあったのですが・・・。
彼はまた、とても興味深い生い立ちをしていて、人生の半分は海外のいたるところで生活されていらっしゃるとのこと。生まれはドイツ、住み渡った国は世界中何カ国も。もちろん英語もフランス語もお出来になられ、お父様のお仕事の関係だったのでしょうね、幼少の頃から異文化の中で生活する時に培われてきたであろう良いものが人柄に溢れ出ている人です。好奇心旺盛で、色んなことに眼を見開いて生きてきているのだろうな、と感じさせるそんなオーラを持った方。大体、アルジェリアでベリーダンス踊る日本人がいたからって、そこまでその人に親身に接してくれる人は中々いないでしょう。
先日、といっても2週間ほど前にさかのぼりますが、体調が芳しくない話を書いたブログをお読みになったのでしょう、大変親身に、思いがけないお気遣いをしていただきました。
ちょうど2月の14日だったはずです。私のショーを皆さんで観にいらして下さったはものの、バレンタインの特別イベントだった為、予約なしでは入れなかったそう。私が移動でナイトクラブに向かうところを見つけてくださり、これ、差し入れです、とタッパーウェアを差し出されました。いつもより長いショーを終え部屋に戻った私は、そのタッパーを開けてなんともびっくりした事。日本語が書いてあるタッパーウェアの中には、のりが巻かれたおにぎりが2つ、シジミとワカメのインスタントスープと一緒に入れてあったのです!涙が。とまではいかないものの(すみません、正直すぎるところがあります)、思いがけない差し入れに、とても嬉しく感謝の気持ちで一杯の清々しい夜になりました。
今考えれば、友達にバレンタインデーに誰かからバラもらった?と聞かれ、自分でその辺に会ったバラを取ってきた以外は誰からも何ももらわなかったな(というよりそれはもらったに値しない・・・)、と思ったのですが、おにぎりもらったじゃん!と今の今気付きました。 そうか、あれは粋な計らいだったんだ・・・。
その後も事あるごとにこの商社の方、私にお声掛けして頂いており、なんとも心強い味方のような気がしてなりません。
つい先週も、彼と彼の上司がテニスをされるということでお誘い頂き、久しぶりにラケットを振り回す(?)機会に恵まれました。宮崎の田舎の中学校でテニス部に入ったはものの、母親が選んでくれた新品のラケット(母親は昔から奇抜な物好き、よりによって私に緑色したガットのラケットを買ってくれたのです)、先輩にガットの色なんて白で十分よと目を付けられ玉拾いで終わってしまった過去を思い出しながらフォームを修正。2時間ほどテニスのお仲間に入れていただきました。
8階からの眺め。
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