(アイルランドではない)
アイスランド人の彼女は、私の特別な友達。
そしてその特別な友達ももちろんベリーダンサー。
言っておきますが上記は全て同じ人物、ロザナ。
ロザナと私。
彼女が一緒じゃなかったら私のレバノンの印象は違ったものだったかもしれない、たくさんの秘密も、楽しみも冒険も悩みも分かち合った、そんな大切なダンサー友達。
そんな彼女に始めて会ったのは2006年夏のベイルート。夏には会話もままならないままお互いベイルートを離れた同士、でもやっぱり運命なのだろうか、2006年11月、私は彼女に再会している。 当初私が持った彼女の印象はとても大人しく、一見控えめな感じ・・・だった・・・が、それは翌年ことごとく覆される。説明不可能なほどワイルドになったその翌年は、彼女なしでは語れない。
そしてそのきっかけは私たちが所属するエージェント。翌年には同時期にベイルート入りし、同じ部屋をシェアするという、今ではもう切っても切れない関係?に。彼女はとってもオープンで、当たり前ではあるべきだけれど、全ての面で私をリスペクトしてくれた人。女の子同士だからが故一緒にいてこんなにも楽しいと思えたのは、おそらく彼女が始めてだといっても過言ではないかも知れない、そんな友達。色んな人が出入りし、色んなダンサーに会う中で、偽りのない関係を築けた本当の友達。職業上いやな事も色々大ありな世界なのですから。
去年のレバノンも、実は不安定な時期が続いていたのは確か。そんな中レバノンに召集された私たち。事情がよく分かっていない外国で、不安はもちろん付きものだけど、不安な面持ち一杯で、外に出るにもためらいのあったロザナが、一言私に聞いたこと「ここの人たち、怖くない?」、と(そんな感じのことだったと記憶している・・)。
そんな彼女に私、
皆おなじ人間だよ。家族もいれば友達だって恋人だっている。うれしい気持ちだって悲しい気持ちだって持ち合わせた、おんなじ人間なんだよ。
と言ったことで彼女も少しは安心したよう。そして肝心の私は、なるほど我ながら良いことを言ったな、とひそかに思う。そして実際2人、後付で分かったことは、レバノン人は恐ろしいほどライフを楽しむ人たちだと・・・。
とにかく、数え切れないほどのハチャメチャな経験をレバノンで共にしたロザナ。
そんな彼女と連絡が途絶えて数ヶ月。メールを書いても返事は来ない。
どこの国にいるのかも分からないから、電話番号だって、知らない・・・。
一体彼女はいづこやら、と思った矢先、もらった電話。その時の彼女の契約先のホテルではインターネット接続がうまくいかずずっとネットから遠ざかった生活をしていたとこのこと。久々に話す機会に恵まれた切っても切れない関係の2人、延々と花を咲かせたおしゃべりは、気付けば1時間半は経っていたと思われる。そして先月までのそんな契約を終えた彼女の次のデスティネーションはドバイのホテル。
そろそろドバイに到着して、Day1が始まった頃でしょうか。
Rosana inti ya helwa!
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