といってもホテルの敷地内の海岸を横に見ながら歩く、それだけの散歩。
仕事が終わり、控え室でいつものようにキーボードのタリックがCDを持って来てくれるのを待っていたら「疲れたの?」って。いつもは座ってないのに今日は座ってたから、だって。よく観察してるね、私自身気付かなかったよ。
疲れたわけじゃないけど、なんか寂しいのかも。お母さん?とタリック。うーん、お母さんではないけど(ごめんよ母さん)別にこれといって何とか誰でもないんだよね。そんな私にタリックは、散歩して外の空気を吸ってみれば?って提案してくれた(もちろんこの辺はボディーランゲージ)。タリックは、本当に優しい人。同じエージェントから他のダンサーが何人もここに派遣されているけれど、皆口を揃えて彼は信頼できる人、という。私もそれは同意します。
少し肌寒いけれど、遠くの空、地平線すれすれに見えるオレンジ色の三日月。波の音を聞き、広く開かれた空を見上げる。ずっと見つめると今まで暗かった空が、見えなかったたくさんの星が輝きだす。思いがけず出くわした満天の星空に、しみじみと人間のちっぽけさを思い知らされる。この広い空に、広い海、何万光年(そんなに遠くない?)もの無数の星。こんなに広大なものの中に暮らす私たち。
人間の一生なんて一瞬の長さでしかないんだろうな。そんな中で一日、踊る時間なんて無に等しいものかもしれない。でも私にとってはかけがえのない輝きの時間(輝ける時間ではありません、輝きの時間なんです)。悔いのない様、日々大切に暮らしていきます。
星と自分、無理やり関係付けないでいいって・・・。ちなみに光年とは天文学で使用される距離の単位で、光が一年間に進む距離。なので、年とついているが時間の単位でないそう・・・だから上記に関係付けた話は全てチャラ。ちょっと賢くなった?と思ったのは私だけ?
ポスト仕事。
あ、流れ星見っけ。
1 件のコメント:
アルジェの満天の星のように、いつも輝いているAsyaさん、がんばってくださいね。女性の日のパフォーマンスもすごいじゃないですか! Allez, bon courage !!
hitomi
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